弦の種類
現在市販されている代表的なウクレレの弦は3種類です。
①ナイロン弦:標準的な弦
②フロロカーボン弦:釣り糸と同じ素材の弦
③ナイルガット弦:動物の腸を人工的に模した弦
ウクレレの種類によって弦の長さが違いますので、よく確認してから購入しましょう。
ナイロン弦
ナイロン弦はもっともポピュラーなウクレレの弦です。
柔らかく、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
透き通った落ち着きのある音色が楽しめます。
『ダダリオ』や、『ghs』、『マーティン』など、さまざまなメーカーから発売されています。
黒糸はウェットな感じがあり、落ち着いた感じ、白糸はドライできらびやかな音色です。
フロロカーボン弦
フロロカーボン・・・カッコいい名前ですよね。
これは丈夫な弦で、ナイロンよりも細糸でつくられており、押さえるのが容易な弦です。
『ワース社』などから販売されていいます。
軽くてドライな突き抜けるような音色が楽しめます。
ナイルガット弦
ガット弦とはもともと羊の腸などでつくった弦のことです。
音は良いのですが、耐久性が乏しく、温度変化に弱いという欠点を持っていました。
その弱点をイタリアの『Aquila(アクイラ)』が、独自製法で克服した“人工ガット弦”を開発成功させました。
白い弦で、他社からも発売はされていますが、それらもアクイラ製造のOEM商品です。
トヨタの軽自動車をダイハツが造っているような感じですね。
キラリとした音色が楽しめます。
ゆきとんのおすすめ
わたしの個人的なおすすめは“ナイルガット弦”です。
なぜならば、この弦は廉価なウクレレでもいい音に変えてくれるからです。
一部では『魔法の弦』と呼ばれているほどです。
もしもウクレレの弦選びにお迷いでしたら、一度試してみてはいかがでしょうか。
以上で『ゆきとんの ウクレレの弦の選び方』を終了いたします。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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