LOW-Gとは
Gとは、4弦(一番上)のことで、“ソ”の音のことを指します。
同様にC(3弦)はド、E(2弦)はミ、A(1弦)はラになります。
通常の弦はHIGH-Gといいます。
要するにLOW-Gは、1オクターブ低いソの音ということです。
ウクレレの低音域を拡げる方法
ウクレレの音域を拡げるには、いたって簡単です。
4弦をLOW-G弦に張り替えればよいだけです。
通常ウクレレで一番低い音は、3弦の“ド”になります。
4弦にLOW-G弦を張ることによって、低音域をいっきに3音階下げることができるのです。
LOW-G弦を購入してみる
実際にLOW-G弦を購入してみましょう。
今回はAmazonでアクイラ社の普通の弦とLOW-G弦を比較目的で購入しました。
表面を観た限りでは、HIGHーG弦とLOW-G弦の区別がつきません。
しかし、裏面を見てみますと・・・
裏面のバーコードの上に“LOW G”の記載があります。
通常の方には“REG”と記載があります。
これはレギュラー“標準”という意味です。
中身を見てみましょう。
LOW-G弦だけ別のビニールに入っています。
この弦だけ、単体でも購入可能なようです。
観察してみますと、このLOW-G弦はフォークギターのような“金属巻弦”でした。
市場にはナイロンのLOW-G弦もあるようです。
【補足】ナイロンのLOW-G弦は太さがあり、ブリッジの穴に通り辛いとい弊害もあるらしいです。
弾いてみた感想
チューニングに関しましては、通常と全く変わりません。
弾いてみますと、低音域が拡がった分、ストローク奏法でもアルペジオ奏法でも重厚感が出たように感じました。
また時間の経過とともに、より深みが増していくように思いました。
現在の音が好きであれば、無理にLOW-G弦に替える必要はありませんが、変化をつけてみたいと考えるのであれば、この弦交換は有効だと思います。
以上で『ゆきとんのウクレレLOW-Gで低音アップ』を終了します。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。(ゆきとん)
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